おはようございます、相談員をしています、木川です。
今日は、27年前に阪神大震災が起こった日ですね。

当時私は大学1年生で、両親・弟と実家で生活していました。
実家の自室で、眠っていたベッドと共に宙に浮いた感覚を
覚えています。

父母も私も飛び起きて弟の様子を見に行ったのですが、弟の
部屋の扉は開かず、中から何の反応もなく、私はその扉の前で
「○○くん！」と泣き叫んでいました。

暫くして「なに～？」と中から返事があり、傾いたベッドから
降りて倒れた本棚を起こし自力で部屋の外に出てきた
弟…あの揺れの中寝ていた！？（そんな弟も今では３児の父です。）

幸い実家は建物に大きな損傷はなく家族全員無事だったので、
学生だった私はあまり実感もわかずちょっと不便な生活をしているだけの感覚。
震災から1か月ほど経って、電車の中から長田の街を見た時の衝撃は
言葉では表せないほどでした。

今年の震災の一文字は「忘」。アソビゴエは若い社員さんが多く、
忘れないどころか全く震災を知らない人も多くいます。
経験した人たちが忘れないで、伝えていくことの大切さを改めて
感じることができました。